おでかけ

水辺で遊んでクリーン活動も 多摩川で4つのハロウィーンイベントを同日開催

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 ハロウィーンの仮装で盛り上がりながら、地域と自然の未来を一緒につくる、新しい都市型イベント、「つながる多摩川フェスタ!2025」(川崎市)が、10月25日(土)に開催される。地域団体や企業の協力のもと、川崎区、幸区、中原区、高津区の多摩川河川敷で、ハロウィーンをテーマにした4つのイベントを楽しめる。ごみを拾うとお菓子がもらえるなど、「トリックオアトリート」ならぬ「トラッシュオアトリート」の一日だ。

 「多摩川でつなごうハロウィンウォーク」(9時30分~17時)は、仮装をしてミッションをクリアしながら多摩川を歩くイベント。丸子橋河川敷(中原区上丸子八幡町)~Kawasaki Spark(川崎区駅前本町25番地)の片道7.5km、往復15kmが開催場所。10月10日までの事前申し込み制で、参加費用は一般4500円、中高生3000円、小学生1500円。オリジナルフェイスシールやレジャーシートの参加賞が贈呈され、コース上にはウォーキングをサポートする補給食やドリンクなども用意される。

 丸子橋河川敷(ピクニック広場周辺)で10時~21時の間に開催される「チャリティハロウィン・フェスティバル」では、日本最大級のフレアバーテンディング(バーテンダーが華麗な技でカクテルを作る)の大会を中心に、食・アートなど、さまざまな催事を楽しめる。子どもの遊び場やキッチンカーも多数出店、対象の食事や商品が1つ購入されるたびに開発途上国の子どもたちの学校給食1食分20円が寄付される。

ほかにも、自然体験型水辺フェス「TAMAGAWA RIVER STORY 2025」(場所:新二子橋の橋下周辺)や、ジャズやスポーツを楽しむ「TRY! DAY」 (場所:Kawasaki Spark)など、秋の多摩川を満喫しながら、川辺の自然や生きものを守る活動にもつながるさまざまなアクティビティが用意されている。

多摩川でつなごうハロウィンウォークの様子