NHKで放送中の連続テレビ小説「ちむどんどん」の沖縄ロケが、5月中旬から下旬にかけて行われた。ロケを終えたヒロイン・比嘉暢子を演じる黒島結菜から、コメントが届いた。
本作は、本土復帰前の沖縄“やんばる地域”で生まれ育った暢子が、困難や挫折に見舞われながらも、3人の兄妹たちと共に支え合いながら大人への階段を上っていく家族の物語。
今回のロケでは、東京にいる暢子が、やんばる地域に里帰りするシーンなどが主に撮影された。
黒島は「天気の心配もつきまとった撮影でしたが、無事に撮り切れてホッとしています。大事なシーンの撮影で、青空が見えるほど晴れてくれて、奇跡のような時間でした。前回の撮影以上にやんばるの大地と触れ合い、この土地に生かされているんだなあと感じました」とコメント。
続けて、「ドローンカットなど、美しいやんばるの景色もたくさん撮れました。後半も、暢子がどう成長していくか楽しみにしていてください」と視聴者に呼び掛けた。
制作統括の小林大児氏も「念願かなって、再び沖縄でのロケーションを無事行うことができ、大変うれしいです。やんばる地域の力強い自然、色彩鮮やかな海から、出演者の皆さんも、スタッフも、エネルギーをもらえた気がします。物語の後半を彩る沖縄の風と光を、画面を通してお楽しみいただければと思っています」とコメントを寄せた。