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具志堅用高「ちむどんどん」でボクシングジムの安里会長役 「物語の中で私が気になっているのは賢秀」

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 NHKで放送中の連続テレビ小説「ちむどんどん」。12日放送の第24回からドラマに登場した具志堅用高からコメントが届いた。具志堅は「ちゅらさん」(01)以来、2度目の連続テレビ小説への出演となる。

 本作は、本土復帰前の沖縄“やんばる地域”で生まれ育ったヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)が、困難や挫折に見舞われながらも、3人の兄妹たちと共に支え合いながら大人への階段を上っていく家族の物語。具志堅は、比嘉家の長男・賢秀(竜星涼)が所属するボクシングジムの安里会長を演じる。

 自身も沖縄県出身の具志堅は「沖縄本土復帰50年の記念すべき年に、沖縄を舞台としたドラマに出演できるなんて本当に幸せです」と喜びのコメント。

 撮影では、「沖縄出身のジムの会長役ということで、実際にボクシングジムで撮影をしたんだけど、いやあ気合が入りました! せりふが、(撮影)当日に一つ増えたのにはびっくり。必死で覚えたよ」と現場の様子を語った。

 ヒロインを演じる黒島については、「一生懸命でかわいらしい方。話し方や表情から、ウチナーンチュ(=沖縄の方言で、沖縄生まれの人の意味)らしさが伝わってきてね」とその印象を語った。

 具志堅は、ドラマのタイトルに絡め、「私も今まで『ちむどんどん』(=胸がわくわくする)な経験をたくさんしてきましたよ。子どもの頃の運動会、上京するとき、タイトルマッチの前、どれも大切な思い出です」と語った。

 また、「物語の中で私が気になっているのは賢秀」だといい、「ウーマクー(=やんちゃ坊主)だけど、一本筋が通っていて憎めない。これからどう成長するか楽しみなんです。皆さんも、私と一緒に、彼がどうなっていくのか最後まで見てほしいなあ」と呼び掛けた。