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「クロサギ」“黒崎”平野紫耀のダークな演技に称賛の声 「影のある役もよく似合う」「バラエティーとのギャップも面白い」

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 King&Princeの平野紫耀が主演するドラマ「クロサギ」(TBS系)の初回が、21日に放送された。

 本作は、黒丸・夏原武氏の漫画「クロサギ」シリーズが原作。詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が、「詐欺師をだます詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し、打倒していく物語。(※以下、ネタバレあり)

 15歳のとき、詐欺被害に遭った父(前川泰之)が起こした事件をきっかけに、家族を失った黒崎は、詐欺師への復讐(ふくしゅう)を決意し、“クロサギ”となった。

 表向きはアパートの大家をしながら、父をだました詐欺師の御木本(坂東彌十郎)にたどり着くべく、この世の詐欺師を一人残らず食い尽くすことを生きる目的としている。

 黒崎は下町の甘味処「かつら」に通い、詐欺師たちの情報を得ている。そこにいるのは、表向きは甘味処の店主、裏では詐欺師界のフィクサーである桂木敏夫(三浦友和)だ。黒崎は過去の事件をきっかけに、桂木から詐欺師として飼われている。

 ある日、黒崎は、詐欺被害者である吉川辰樹(船越英一郎)の下を訪れる。そこで吉川からだまされた手口を聞いた黒崎は、過去の記憶がよみがえり、今回の詐欺師が家族の敵である御木本につながる手掛かりになるのではないかと考えて動き始める。

 放送終了後、SNS上には、平野のダークな演技に反響が集まり、「平野紫耀くんは華があるけれど、こういう影のある役もよく似合うなと感じた」「お父さんに刺される瞬間の目、それを思い出して路上でしゃがみ込み、叫ぶ姿、シーンごとに感情を込めた演技の迫力が圧巻だった」「闇落ちした平野くんの演技がよかった。バラエティーで見る天然でかわいい平野くんと、クールなクロサギとのギャップも面白い」といった声が寄せられた。

 このほか、「黒崎という男にとても引き込まれた。本格派ドラマで最高だった」「ストーリーに引き込まれ、息をのむように最後まで作品を堪能できた」「脚本もテンポがよく、脇を固める役者もすごくいい」「2006年版の上書きではない、平野紫耀のクロサギを見られてよかった」といったコメントも投稿された。

「クロサギ」(C)TBS