エンタメ

「クロサギ」“黒崎”平野紫耀の心のつぶやき 「俺のために泣く人間なんていないと思っていた」に反響

「クロサギ」“黒崎”平野紫耀の心のつぶやき 「俺のために泣く人間なんていないと思っていた」に反響 画像1

 King&Princeの平野紫耀が主演するドラマ「クロサギ」(TBS系)の第3話が、4日に放送された。

 本作は、黒丸・夏原武氏の漫画「クロサギ」シリーズが原作。詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が、「詐欺師をだます詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し、打倒していく物語。(※以下、ネタバレあり)

 詐欺業界のフィクサー・桂木(三浦友和)からシロサギ・西岡崎誠二(栗原英雄)の情報を買った黒崎は、早速そのシロサギに接触するが、西岡崎の片腕として現れた弁護士の白石陽一(山本耕史)に怪しまれる。

 邪魔な白石を何とかしようと黒崎は彼の後を付け、動向を探るが、その先に思わぬ出会いが待ち受けていた。

 一方、黒崎の過去を知った氷柱(黒島結菜)は、黒崎のことをもっと知りたいと思うようになり、警部補の神志名(井之脇海)も、黒崎を捕らえるために桂木を調べ始める。

 そして、ついに黒崎の父を詐欺にかけた大物詐欺師・御木本(坂東彌十郎)も、詐欺師として動き始める。

 ラストでは、氷柱が黒崎に「あなたの詐欺を肯定はしない、でも否定もしない。あなたが詐欺でやっていることと、私が検事になってやりたいと思っていることは、きっと同じだから」と伝えて涙を流す。

 そんな氷柱の姿を見た黒崎は「俺のために泣く人間なんていないと思っていた」と心の中でつぶやく。

 放送終了後、SNS上には、「最後の氷柱のせりふが泣けた。黒崎の心に響いたと思う」「『俺のために泣く人間なんていないと思っていた』っていう心の声がすごく響いた」 「最後が切なかった。孤独な黒崎の心に明るい光が差すことはなくても、氷柱たちが支えてくれたらいいな」などの感想が投稿された。

 また、放送直後に、平野を含むKing&Princeのメンバー3人が、ジャニーズ事務所から退所することが発表された。

 それについて、「衝撃で感情がぐちゃぐちゃだけれど、宝物のように大切に『クロサギ』を見ている」「こうなると分かっていたからこそ、紫耀くんが打ち込んでいた魂の作品。つらいけれど最後まで見届けます」といったコメントが多数集まった。

「クロサギ」 (C)TBS