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26社が「おにぎり駅弁」 名所紹介の駅弁カードも

「握り飯の幕の内弁当」
「握り飯の幕の内弁当」

 鉄道を使わなくても、時々食べたくなる駅弁。この4月、「駅弁の日」が制定されてから30周年を迎えたのを記念して、全国26社(日本鉄道構内営業中央会・東京)の駅弁業者が、記念の「おにぎり駅弁」を発売した。

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 駅弁の日は、1993年に駅弁文化の継承を目的に制定されたという。駅弁の始まりといわれている「ニギリメシ」にちなんだ各社の「おにぎり駅弁」には、旅の気分を盛り上げるアイテムとして、26社の駅弁業者それぞれがおすすめする観光名所を紹介した駅弁カードが添えられている。例えば東海軒(静岡市)の「握り飯の幕の内弁当」(税込み1100円)は、茶飯に桜えび煮、さくら飯にマグロ角煮と静岡を代表する食材を使い、一番人気の「幕の内弁当」のご飯を握り飯にしたもの。駅弁カードは久能山東照宮(同市)だ。