
春が近づいてきたけれど、まだまだ冷えるには恋しくなる“おでん”。おでんを愛してやまない人々がストーリーテラーになる、紀文の“おでん専門メディア”「オデンガク」が、このほどリニューアルした。
2023年12月のサイト開設以来、小説家・山口恵以子さんの「おでんとお酒のペアリング」、落語家・柳家小ゑんさんの「おでん歌留多」、料理人・野崎洋光さんの「おでん暦」や、おいしくて発見と驚きのあるおでん店を紹介する「きっとこのおでんが好きになる」など、おでんの達人によるおでん情報やうんちくなどを発信してきた。
今回のリニューアルとともに、料理家・渡辺あきこさん、時代小説家・畠山健二さん、イラストレーター・ふくだのぞみさんによる「だしも頬張るおでん」企画がスタートする。
だしの食材というと、かつお節や昆布が一般的だが、他にもいろいろある。「だしを頬張るおでん企画」では、“だしを食材ごと食べましょう”と、肉類・魚介類・野菜からだしを取り、だしとなる食材と練りもの、野菜と他1品の計4品で主役のおかずに仕立てる。第1弾のだしの食材は「かき」。渡辺あきこさんの上品な「かきゆば仕立ておでん」と、畠山健二さんの「江戸期のかきと昭和ノスタルジーの話」などを紹介する。