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「世界母乳の日」の8月1日に登場 世界初!手ぶらの搾乳サポートブラ

アメリカのスタートアップ企業「Lilu」の「さく乳サポートブラ」。
アメリカのスタートアップ企業「Lilu」の「さく乳サポートブラ」。

 連日の酷暑。何もしていなくても夏バテになりそうだが、動き回る子どもの相手をするママ・パパにとっては、いつになく育児が大変な時期だろう。特に子どもが小さい時は、授乳・おむつ替え・離乳食の準備などやるべきことがたくさん。中でも母乳は、母親の体調によって分泌量が変わってくるから、疲労・ストレス・暑さで母乳育児がうまくいっていないというママも少なくないかもしれない。母乳の分泌量が少ないのも一つの悩みだが、胸は張るのに赤ちゃんが上手に吸えず、授乳に苦労するという悩みもある。そのような時は、搾乳を手伝ってくれるアイテムを利用して、少しでも育児のストレスを軽減してみるのはどう?

 “あなたのタブーがワクワクに変わる日まで”をビジョンに掲げるフェムテック関連企業の「fermata(フェルマータ)」(東京)。日本やアジアでフェムテック市場が広がることを目指しているfermataは、オンラインショップ「fermata store」などでも女性のウェルネスをサポートするグッズを販売している。そのfermataが、搾乳をハンズフリーで行う「リル さく乳サポートブラ」(税込み24,750円)を、「世界母乳の日」の8月1日に発売した。

手ぶらで搾乳ができるから、ちょっとした自由時間が確保できる。
手ぶらで搾乳ができるから、ちょっとした自由時間が確保できる。

 「さく乳サポートブラ」は、アメリカのスタートアップ企業「Lilu」が開発した商品。多くの母親が搾乳に苦労していることを知った同社の創業者が、テクノロジーを使って授乳の身体的・精神的負担を減らしたいと商品化を考えた。一日8回、毎回15分間授乳している人は、年間で730時間を授乳に割いているという計算。これだけでも相当な時間だが、その前後で搾乳やマッサージを行っている場合は、母親の負担が大きい授乳関連時間はさらに増えることになる。

 さく乳サポートブラは、手の役割を果たす付属の電動クッションを中に入れて使用する。クッションが乳房を圧迫することで、胸のハリを緩和したり、母乳の分泌を促したりする効果があるという。一般的な搾乳器が赤ちゃんの吸う動きを再現しているのに対し、サポートブラは胸をもむ手の動きを再現しているのが特徴。クッションが電動だから、両手が自由になるのもうれしい。搾乳器は付いていない。サイズ展開はS~XLの4種類。