カルチャー

読み始めたら笑いっぱなし 思いも寄らない結末33編

mouganbarenai CS6_06

 一冊読み通す気力がない時、短編集というのは気軽で気楽。笑える話ならなおさら良しだ。異彩を放つ文章でTwitterやnoteで人気のやーこさんのデビュー作、『猫の診察で思いがけないすれ違いの末、みんな小刻みに震えました』(KADOKAWA・東京、税込み1430円)が発売された。

 Twitterで30万以上のいいねが付いた「猫の診察で泣きそうになった話」や「新幹線で座っていたら予想のつかない事態になり悔しい思いをした話」、「カツアゲにあった話」、「男が玄関に入ってきて悲鳴を上げた話」など話題作のほか、書き下ろしの新作も10編以上収録してある。「思わず声を出して笑ってしまう可能性があるので、念のため周りに人がいないか確認してから読むことをおすすめします」とのこと。笑ってストレスを発散しよう。