そろそろお節料理どうしようかな、という自問が始まる季節。物価高で材料費はいつもよりかかりそうだし、買うのも高そう。「2026年おせち料理に関する意識調査」(クックパッド・東京)によると、やはり物価上昇の影響が色濃いようで、お節料理の予算には“1万5000円の壁”が存在するようだ。
調査は、全国のクックパッドユーザーに10月31日~11月4日に実施し、721の回答をまとめた。お節の手作り派は、全部作る人、一部作る人を含めて5割超。主流は、購入品と併用するハイブリッド型で3割。すべて購入して自宅で食べる人が16.4%、「お節は作らない、食べない」という人も14.6%いる。
お節料理の予算は、半数以上の人が1万5000円以内に抑えたいとしている。7割が予算は昨年と同じくらいを維持するとしているが、「昨年より予算を増やす」と回答した人も14.6%。逆に「昨年より予算を減らす」は13.4%で、物価高騰の影響を受けて節約を意識する人も一定数いるようだ。
お節の中身を見ると、作りたいおせち料理のトップは「筑前煮/煮しめ」、2位は「洋風・デザート系(スイーツなど)」、3位は「黒豆」だった。さらに、お重のサイズで最も多かったのが、「重箱なし(大皿などで盛り付ける)」で40.4%。一方で「重箱2段」が23%、「重箱3段以上」も31%で、伝統的な形式を重視する人もいた。










