まめ学

漫画の「名脇役キャラ」といえば? 319人に聞いた第1位は、歌が壊滅的に下手な“あのキャラクター”

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 面白い漫画には必ず登場する「名脇役」キャラクター。主人公ではないものの、物語をよりドラマチックに盛り上げるために必要不可欠な彼らだが、一体、どの漫画の「名脇役」キャラクターが人気なのだろうか。

 20代向け転職メディア「じょぶおたく」を運営するLANY(東京)は、エンタメコンテンツの情報発信メディア「お前は笑うな」を運営するロビンソン・クルーソー(東京)と合同で、10〜70代の男女319人 に「漫画の名脇役」に関するアンケート調査を実施。

 「漫画の名脇役キャラクターといえば?」と尋ねたところ、堂々の1位は、国民的まんが『ドラえもん』のガキ大将・ジャイアンこと剛田武(3.4%)という結果となった。

 ジャイアンは、のび太のクラスメイトのガキ大将で、「お前の物はオレの物、オレの物もオレの物」という考え方の持ち主。乱暴な性格の一方で、義理固く心優しい一面もあるキャラクターだ。

 アンケートで「剛田武(ジャイアン)」と答えた回答者からは、「『あんな個性的な脇役いてませんよ』ってくらいキャラが濃い。めちゃくちゃ音痴だったり、妹をかわいがる感じも好き」(30代女性)、「ジャイアンの言動や行動がのび太の弱さに影響し、それがドラえもんの引き立て役に最適だと感じる」(30代男性)などの声が上がった。

 続いて、同率2位にランクインしたのが、『DRAGON BALL』のクリリンと『ONE PIECE』ロロノア・ゾロだ。クリリンは、幼い頃から悟空と共に亀仙人のもとで修行してきた地球人最強の戦士で、臆病な部分もあるが、仲間のピンチには、どんな強敵が相手でも立ち向かう勇気の持ち主。

 「クリリン」と答えた回答者からは、「かわいいし、悟空と幼い時からずっと一緒。愛くるしいキャラクターだけど、後半、悟空についていけない感じがいい」(30代男性)、「主人公の孫悟空の成長に欠かせないキャラクターだと思う。悟空が強くなる過程で外せない存在」(30代女性)などのコメントが。

 一方のロロノア・ゾロは、両手の二刀に加え、三本目の刀を口にくわえて振るう「三刀流」の剣士。ルフィの最初の仲間で、世界一の剣豪になるという野望を持つストイックな人物だ。

 「ロロノア・ゾロ」と答えた回答者からは、「副船長というポジションだが、船長のルフィに引けを取らないぐらい強くカッコいい。芯の通った心と自分へのストイックさが魅力的」(20代男性)など、強さと優しさを兼ね備えるゾロに魅力を感じる声が集まった。

 このほか、4位は『DRAGON BALL』のベジータ(2.5%)、同率5位は『ゴールデンカムイ』の白石由竹、『名探偵コナン』の毛利小五郎と灰原哀、『ルパン三世』の銭形警部(共に2.1%)が票を集めた。ときには、「名脇役」なキャラクターの生きざまに思いをはせるのも、面白いかもしれない。