まめ学

新幹線と飛行機 旅行や出張など遠出の際に乗りたいのは?

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 新型コロナウイルスの感染拡大は依然としてニュースで大きく取り上げられているが、その一方で普通の生活が戻りつつあるのも事実。少し前まで遠出を避ける傾向が強かったものの、旅行や帰省、出張などについて前向きに考える人が多くなっているようだ。

 さて、遠出をする際に、交通手段として利用されるのが、新幹線や飛行機。目的地が離島などの場合、さすがに鉄道というわけにはいかない。しかし、出発地、目的地によっては、新幹線、飛行機、どちらを利用するか迷う人も多いのではないか。そこで、阪急旅行社(大阪市)では全国20代以上の男女561人を対象に「新幹線と飛行機」についてのアンケート調査を実施。形式はwebアンケートで、4月14日~19日の期間に行った。

 最初に「旅行」「帰省」「出張」のそれぞれのシチュエーションのときに新幹線と飛行機、どちらを使いたいかについて聞くと、いずれも45%程度の回答で新幹線を使いたいという割合が高かった。飛行機を選ぶ割合が一番高かったのは「旅行のとき」で30.9%、逆に一番低いのは「帰省のとき」で22.4%だった。

 また、年代別では、年齢が上がるほど新幹線を選ぶ割合が高い。「旅行のとき」に、それがくっきりと分かれ、60歳以上は「新幹線」が54.5%なのに対し、20歳~29歳の回答は新幹線が36.9%、飛行機が39.8%で、やや飛行機を選ぶ人が多い。

 項目別では、「移動時間」については飛行機が46.2%となったが、それ以外は新幹線の方が「楽しさ」(44.6%)、「快適さ」(50.6%)、「料金」(50.8%)とさまざまな角度から選ばれることが確認された。