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選ぶ時に重視するのはやっぱり!? 高校生のアルバイト事情

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 初めてアルバイトをしたのはいつ? こう聞くと、高校生の時と答える人が多いのではないだろうか。受験や就職に備えて3年生になると控えるものの、2年生の夏休みなどは、格好の「稼ぎ時」にしている高校生が多いかもしれない。

 そんな高校生のアルバイトについて、このほどLINEが調査を実施。アルバイトの経験の有無やアルバイト探しで重視する点などについて、日本全国の高校1年生~3年生の男女1,044人を対象に7月11日、12日の両日に行った。

 最初に、現在アルバイトをしているか、アルバイトの経験があるかを聞いたところ、現在進行形の高校生は10%、過去に経験アリと答えた高校生は8%、全体の2割近くがアルバイトを経験している。「今、している」と回答したのは、2年生の割合が最も高い。男女別では、女子が男子をやや上回っている。

 では、使い道は何かについては、初めてのアルバイト代を何に使ったかを聞くと、全体のトップは「貯金」で、女子は30.5%、男子は28.6%と男女ともに、堅実な高校生が多い。2位は「友だちと遊ぶことに使った」女子が26.7%、男子が23.8%。女子の3位は「コスメや美容代に使った」(21.0%)だった。こう見ると、女子の方が自分のために使っていることが多いように思えるが、割合は低いながら女子は「親へのプレゼントを買った」「友だちへのプレゼントを買った」がともに10位以内に入っている。

 アルバイトを経験してよかったと感じたことは「働くことの大変さを知った」ことが全体の1位で46.6%。これをみると、アルバイトは高校生にとって貴重な経験といえるかもしれない。一方、アルバイト探しで重視するのは、男女ともにトップは「時給」! 女子の73.0%、男子の58.9%が挙げたが、大人も高校生も「お金」重視というのは変わらないようである。