まめ学

1月生まれ赤ちゃんの名前ランキング  寒さ・ジェンダーレスがトレンド!?

 全体的に暖冬となった今冬だが、1月には10年に1度といわれる強烈寒波が襲来、一時的にとても厳しい寒さが訪れたが、こうした天候は赤ちゃんの名付けに影響するのだろうか? ベビーカレンダー(東京)が毎月調査・結果を発表している、赤ちゃんの名前ランキングによると、寒さを反映した名前が目立ったという。

 2024年1月生まれの赤ちゃん6607人を対象に「1月生まれベビーの名付けトレンド」を発表。まずは、ランキングをみてみよう。

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▼1月生まれの赤ちゃんの名前ランキングTOP10

<男の子>

1位 蓮 (主なよみ:れん)

2位 凪 (主なよみ:なぎ)

3位 律 (主なよみ:りつ)

3位 陽向(主なよみ:ひなた)

3位 湊 (主なよみ:みなと)

6位 湊斗(主なよみ:みなと)

6位 柊 (主なよみ:しゅう)

6位 暖 (主なよみ:だん)

6位 蒼空(主なよみ:そら)

6位 新 (主なよみ:あらた)

 

<女の子>

1位 茉白(主なよみ:ましろ)

1位 凛 (主なよみ:りん)

3位 芽依(主なよみ:めい)

4位 六花(主なよみ:りっか)

5位 柚葉(主なよみ:ゆずは)

5位 楓 (主なよみ:かえで)

5位 結愛(主なよみ:ゆあ)

8位 澪 (主なよみ:みお、しずく)

9位 陽葵(主なよみ:ひまり)

9位 紬 (主なよみ:つむぎ)

9位 翠 (主なよみ:すい)

 1月生まれの男の子の名付けで注目の漢字は「龍」。2022年の寅年では「寅」・「虎」を使った名前が急増、「かっこいい干支」は干支ちなみのネームとして名付けに取り入れられる傾向があるという。「龍」は漢字ランキングで2023年12月100位圏外から、1月は65位にランクアップした。

 一方、寒波の影響を受け、1月には赤ちゃんの名付けでも、冬らしい名前が増加した。女の子の名前の1位は「茉白(主なよみ:ましろ)」だったが、前月の19位から、一気にトップに。「ましろ」という響きが「真っ白」を連想させ、冬の雪景色をイメージしやすい。同じく首位の「凛(主なよみ:りん)」に「冷たい・身にしみて寒い」という意味がある。冬生まれの女の子に人気が高まる傾向だ。

 そのほか、昨年11月100位圏外から、同12月は17位、今回は4位に浮上した「六花(主なよみ:りっか)」は雪の別名で、雪の結晶が六角形で花のように美しいことが由来で、記録的な大雪に見舞われた1月らしい名前といえそうだ。

 ところで、男の子の上位には、3カ月連続でトップとなった「蓮」をはじめ「一文字ネーム」が目立つ。さらに、男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が好まれる傾向にあり、「柊」・「葵」・「澪」・「凛」などが男女どちらにも人気だった。