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「ウェスティンホテル横浜」を開業 SDGsに配慮し、横浜の新たなランドマークに

「ウェスティンホテル横浜」を開業 SDGsのシンボルに、積水ハウス 画像1
積水ハウス×マリオット・インターナショナル 「ウェスティンホテル横浜」

 

 積水ハウス(大阪市)とマリオット・インターナショナル(本社・米国)はこのほど、「ウェスティンホテル横浜」(横浜市)を開業したと発表した。

 国内六つ目となる「ウェスティン」ブランドのホテル。地上23階、客室数373室(13〜22階部)。レストランやバンケット、ウェディング、チャペル、ミーティングルームのほか、屋内温水プールやフィットネススタジオ、スパなどを兼ね備えた1000平方メートル超の広さを誇る「総合ウェルネスフロア」を併設する。

 またペットボトルゼロを掲げ、最先端の浄水システムを導入した瓶詰め施設を設置。国内のマリオットブランドホテルで初めて全館で「リサイクルボトル」での飲料水提供を行う。さらにすべての客室の温度を検知し、使用電力を必要最低レベルに管理する最新型センサーも導入。国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)に配慮した取り組みを進めるという。

 オープニングセレモニーには、積水ハウスの代表取締役 社長執行役員兼最高経営責任者(CEO)の仲井嘉浩氏や、マリオット・インターナショナル日本・グアム担当エリアヴァイスプレジデントのカール・ハドソン氏、ホテルの総支配人リチャード・スーター氏が登壇し、開業の経緯や展望などを話した。地元神奈川県の黒岩祐治知事も出席した。

 仲井氏は「新たなランドマークの一つとして、横浜の魅力をより高める一助となれば光栄だ」、カール・ハドソン氏は「横浜を訪れるビジネス、レジャー両方の旅行者にとって魅力的なものになると確信している」とそれぞれあいさつした。黒岩知事は「SDGsのシンボルとして期待している」と述べ、ペットボトル削減や電力使用抑制などホテルの環境配慮の取り組みに注目した。