SDGs

飲み終わったパウチゼリーってどうしている? リサイクルで地球もコンディショニングしよう!

ゼリー1

 ちょっとした食事やおやつにもなるパウチタイプのゼリー。開けた後も持ち運びが簡単だから、猛暑が続いた今年の夏は常備しているという人もいるかもしれない。便利な食品ではある一方、マイボトルと比較すると食べた後の容器がゴミとなってしまうのが残念。でもこれからは、捨てる以外の選択肢も広がっていきそうだ。森永製菓(東京)とテラサイクル(横浜市)は、パウチタイプゼリー飲料の空き容器を回収する「inゼリーリサイクルプログラム」を横浜市で始めた。

 横浜市は、内閣府が認定する「SDGs未来都市」の一つ。リサイクルプログラムでは、横浜市役所内のセブン-イレブン2店舗に回収ボックスを設置。回収した空き容器は、リサイクルのための処理を経てペレット化し、スポーツ関連のものに活用することを検討しているという。パウチタイプのゼリー飲料であれば、メーカーに関係なく全商品が対象。パウチドリンク、アイスクリームは回収しない。

ゼリー2

 リサイクルの場合、空き容器を半分に切って洗浄・乾燥させるという手間は多少かかるが、日々の生活でゴミを削減することに貢献できる。森永製菓ではこれまでも、全国の学校11校で同様のリサイクルプログラムを実施している。今回は横浜市役所内のコンビニ限定だが、より多くのコンビニでも容器回収が行われるようになれば、社会全体のごみを相当数減らすことができるだろう。