カルチャー

「子どもの気持ちが分かる本」 世界のベストセラー第3弾は思春期への対応

tAOEH0KlC6f3x54wCwhP

 親の立場で子どもを心配しながら、そういえば自分だってこの歳の頃は、と振り返ることは少なくない。親になる頃には忘れている子どもの頃の気持ち。フランスで60万部、全世界でベストセラーの育児書シリーズ、『12~17歳 子どもの気持ちがわかる本』(イザベル・フィリオザ著、かんき出版・東京)が11月9日、発売される。

 1~5歳までを対象とした1作目、6~11歳対象の2作目に続き、思春期の子どもの脳で何が起こっているのか、その行動を最新の神経科学と心理学で解説。子育ての難しい時期を乗り越えるヒントが満載だ。

 「部屋に鍵をかける」「親の言うことを聞かなくなった」「横柄な態度を取る」「勉強にやる気を見せない」など、思春期の子どもによくあるシチュエーションを、「子どもの言い分」「科学的な裏付け」などさまざまな視点から分析したうえで、保護者はそれに対してどんな態度をとったらいいのか、具体的な提案も示されている。税込み1,650円。