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言葉にしたいけど口下手な人のために いい夫婦の日サポートAI

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 感謝や尊敬を伝える文章は、ビジネスの相手など外向けの社交辞令ばかりで身近な家族に言ったことがない、という人は多い。11月22日の「いい夫婦の日」を前に、既婚男性の半数が妻に感謝を伝えられていないというアンケート結果が出た。調査を実施したのは、AIライティングアシスタントサービスを開発したデジタルレシピ(東京)。伝えたいキーワードを打ち込むと文章を作ってくれるツールをリリースしている。

 調査は全国の既婚男性 363人を対象に11月10〜12日にネットで実施。43%の夫たちが「普段パートナーに感謝を伝えたいと思っている一方、実際には伝えられない」と回答した。その理由は「伝えたくても言葉にするのが恥ずかしい」「どう言えばいいのかわからない」という人が多い。昨年の「いい夫婦の日」も、半数以上は何もしていないようだ。

 そこで、感謝を伝える文章作成ツール「Catchy」の登場。同社は従来「仕事の依頼を断りたい」「締め切りが厳しすぎて間に合わない」というときに使える、「断る文章」を考えるための機能の提供してきた。この機能を感謝の伝達に応用。パートナーとのこれまでの出来事やキーワード、伝えたい点などを入力すると、Catchyが文章を生成してくれるという。