カルチャー

冬休みは大河ドラマの予習かな 家康をじっくり学ぶ関連本が次々に

左から、ノベライズ版『どうする家康 一』(古沢良太・作、木俣冬・ノベライズ)、『家康はなぜ乱世の覇者となれたのか』(安部龍太郎・著)、『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック どうする家康』(NHK出版・編)、『新説 家康と三方原合戦』(平山優・著)
左から、ノベライズ版『どうする家康 一』(古沢良太・作、木俣冬・ノベライズ)、『家康はなぜ乱世の覇者となれたのか』(安部龍太郎・著)、『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック どうする家康』(NHK出版・編)、『新説 家康と三方原合戦』(平山優・著)

 何もなくても歴史は面白いが、大河ドラマでゆっくり見られるとなれば更に楽しみが増える。そこで2023年にスタートするNHK大河ドラマ「どうする家康」を楽しむために、冬休みにNHK出版が出している関連本を読むのも一案。『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック どうする家康 徳川家康と家臣団たちの時代』(NHK出版編、税込み1210円)や、『新説 家康と三方原合戦 生涯唯一の大敗を読み解く』(平山優著、税込み968円)など、重版が決まっているものもあり、みんな“予習”を始めているらしい。

 1月8日に放送開始予定の大河ドラマ、主演の松本潤さん演じる江戸幕府初代将軍・徳川家康の生涯を描く、波乱万丈のエンターテインメント。直木賞作家の安部龍太郎さんが新しい家康像を描き出した『家康はなぜ乱世の覇者となれたのか』(NHK出版、同1540円)や、ノベライズ『どうする家康 一』(全4巻、作:古沢良太 ノベライズ:木俣 冬、同1650円)もある。ゆるめの歴史の勉強にもなりそうだ。