小さな町の収穫祭。地元の豊かな食とあたたかい人々の輪を感じることができる秋の1日だ。福井県池田町では、11月1日(土)、2日(日)の2日間(10時~15時)、町内全域で「いけだ食の文化祭 2025」(池田町役場)を開催する。周囲の山が鮮やかに色づく紅葉の時期、自然の中で池田町の豊かな食文化を味わえる。時間は10時~15時(店舗により営業時間は異なる)。
今回で18回目、毎年リピーターが増えている“収穫祭”だ。池田町の食文化を支える生産者たちの背景を知り、交流を楽しんでもらおうと、そばや新米、アユ、野菜など地元食材を使った料理が食べられる30店舗、みそ作りや木工クラフトなどの体験ができる17店舗、池田のお米や木工品などを販売する9店舗が町内のあちこちに出店する。
また、お楽しみ企画として、池田町の食品加工研究支援施設「食ラボ」で開発された「いけだ玉まんじゅう」の食べ比べもある。毎年好評の俵担ぎチャレンジや農業機械乗車体験、いけだ農村検定なども引き続き実施予定。
池田町は人口約2200人、森林面積が90%を超える森に囲まれた小さな町。心をいやす日本の原風景、作物をいつくしむ感謝の気持ち、人と人が思いやり、支えあって暮らす「あたりまえをたやさないまち」を目指している。
