B&Wからワイヤレス・ノイズキャンセリング・ヘッドホンの最上位モデル カーボンコーン・ドライバー搭載

　英国のスピーカーブランドBowers&Wilkins（B&W）は、同社ヘッドホンシリーズの最上位モデル「Px8」を発売した。先に発売の人気モデル「Px7 S2」同様、ノイズキャンセリング機能を有するワイヤレスヘッドホンで、さらに性能をブラッシュアップしている。レザーの高品位な仕上げも特徴で、ブラック、タンの２色。価格はオープンで、店頭などでは、117,700円前後（税込み）となる。販売元はディーアンドエムホールディングス（川崎市）。

　同社スピーカー技術を生かした専用設計の40mmカーボンコーン・ドライバーを搭載。高速レスポンスで低歪みの優れた特性により、「圧倒的な高解像度と広大かつ精緻な空間表現力」を得ているという。

　Bluetoothワイヤレスは、48kHz／24bitグレードを確保するaptXTM Adaptiveコーデックに対応。同じく対応のスマートフォンやタブレットなどとは、電波状況に応じて自動的にビットレートを調整することで音切れを回避し、高音質、低遅延の伝送を可能にしている。USB-DACを内蔵した高音質設計で、PCとの有線接続（USB-C）では、充電しながら再生もできる。

　周囲、内部の雑音を抑制して音楽がクリアに聴けるアクティブノイズキャンセリング機構を有し、２つの通話用マイクとDSP処理で話声以外のノイズを抑えることで、ノイズの多い環境でも明瞭な通話を可能にしている。

　電池持続時間は、１回の充電で30時間の再生。15分の充電で最大７時間の再生ができる急速充電にも対応している。本体の重さは320g。