中秋節のスイーツ月餅　本場の味わいが勢ぞろい

＜ザ・ペニンシュラブティック＆カフェ＞ミニエッグカスタード月餅（8個入）5,888円

　中国や香港、台湾、マカオなどを中心に、シンガポールやベトナム、タイなどの東南アジアでも、中秋の名月の頃に大切な人と贈り合う「月餅」。近年はヨーロッパでもムーンケーキとして存在感を高めつつある。伊勢丹新宿店（三越伊勢丹ホールディングス・東京）では、三越伊勢丹オンラインストアで月餅の予約を開始、店頭でも7月13日からスタートする。

左上から時計回りに　伍仁（ナッツ＆フルーツ）、椰蓉（ココナッツ）、苺（いちご）、藍苺（ブルーベリー）、豆沙（あずき）、桃（もも）

　月餅と一口にいっても、生地やあん、素材、表面の意匠、サイズなど個性はさまざま。甘くて重いスイーツという印象だった月餅だが、あんとのバランスで生地のボリュームや食感が工夫され、自由な表現で作られるようになっている。オンラインサイトでは、月餅の歴史から地方色、最近のトレンドなどがダイジェストで紹介されている。今年の中秋節は9月10日。いつものお月見団子に加えて、色々な月餅を食べ比べてみるのも楽しそうだ。

　また中秋節の近く8月31日〜9月6日には、ザペニンシュラブティック＆カフェ、四川飯店×セゾンファクトリー、サニーヒルズの3ブランドを、伊勢丹新宿店本館地下1階で紹介する。たとえば、ザ・ペニンシュラブティック＆カフェで紹介される香港の月餅は、カスタードパウダーに伝統のアヒルの塩漬け卵黄が練り込まれたエッグカスタードあん。古くから西洋との窓口だった香港やマカオには、イギリスのティー文化やポルトガルの菓子文化も根付いているため、紅茶やエッグタルトの要素が中国伝統の「月餅」と融合しているのだそうだ。伊勢丹新宿店では、香港のザ・ペニンシュラブティックから直輸入の「月餅」を入手できる。