グルメ

魚、水、技すべて一番 最高級かまぼこ2万円也を限定予約販売

main

 お節にかまぼこは必須。紅白のそれは、新年のお祝いになくてはならない存在だ。そこで 魚、水、職人技のすべてに一番をそろえた逸品、正月限定かまぼこ「一(はじめ)」を、鈴廣蒲鉾本店(神奈川)が「かまぼこの日」の11月15日に予約販売を開始する。お値段は、紅白2本組で送料・税込み21,600円、300組の限定販売だ。

 「一(はじめ)」は、正月にお重を飾る華やかなおせち料理のなかでも、「年始め一番」にという思いから名づけられた。新鮮な生のグチとオキギス、クロムツを使用。オキギスは「一」のためだけに特別に漁に出て、身の優れたものを選び抜く。通常のかまぼこの2倍の大きさがあり、板に魚のすり身をのせる工程では、一度に大量のすり身を盛らずに数ミリ単位で少しずつ丁寧に、薄くのばしたすり身の層を積み重ねるように板につけていく。

2022年「一」の題字は、陶芸家の井上萬二氏
2022年「一」の題字は、陶芸家の井上萬二氏

 そして水は名水「箱根百年水」を使用。適度なミネラルを含み、鉄分をほどんど含まないため、身の白さを増すだけでなく、小田原かまぼこ特有のぷりぷりとした弾力も引き出す。題字は、人間国宝の陶芸家、井上萬二氏によるもの。お正月らしい逸品だ。