まめ学

意外にも早めに終わらせている小学生が多い? 夏休みの宿題に関する調査

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 夏休みはまだ始まったばかり。子どもたちは天にも昇る気分だと思うが、やがて8月も半ば以降になると「宿題がヤバい!」と騒ぎだすのでは?――そう思ったあなたは感覚が古いかも。 CyberOwl(サイバーアウル・東京)は、全国の小学2年生~23歳以下の子どもがいる保護者500人を対象に「小学生の夏休みの宿題」について調査を実施。聞き取りは7月11日~25日の期間に行った。

 まず、宿題の進め方を聞いてみると、「計画を立てて進める」家庭は47.0%に達した上に、「夏休みの始めに終わらせる」家庭が28.4%に達している。小学生の夏休みの宿題といえば、夏休みの終わりごろに慌てて行うイメージが強いが、現実的にはそうした子どもは少数派の様子。「夏休みの終わりごろに一気に終わらせる」人は、19.2%と2割弱にとどまった。「夏休みの間に終わらない」はわずか3.4%に過ぎない。

 もっとも、そこは、やはり子ども。「とにかく夏休みの前半で終わらせれば、後半は遊び放題だとアメとムチで宿題を終わらせた」というように、自主的に進められるようにサポートしている親が多いようだ。

 小学生がてこずる夏休みの宿題について聞くと、「自由研究」(32.6%)と「読書感想文」(29.8%)の2つが群を抜いて多い。この2つは、保護者が手伝った宿題の質問でも1位、2位を占め、「自由研究」は37.8%、「読書感想文」は21.0%の親が手伝っている。一方、宿題を

 「手伝わない」と答えたのはわずか12.4%だった。「夏休みの宿題を負担に感じたことはあるか?」との問いには、半数以上(55.0%)が「ある」と回答。今年も、苦しむお父さん、お母さんが多そうだ。ご苦労様!!