まめ学

夏休みの宿題量が多い! 半数が間際のギリギリ派

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 9月に新学年が始まる国では、夏休みは学年の間で宿題なしというところが多い。でも日本は学期の間。たっぷりの宿題に夏のバカンス気分をそがれている子どもたちが多いようだ。「今ドキ高校生の夏休みの宿題に関する全国調査」(アサヒ飲料・東京)によると、7割以上の高校生が夏休みの宿題は多い、と感じていた。そして半数が夏休み後半まで宿題に手をつけない“ギリギリ派”だ。

 全国の高校生1,410人を対象に6月30日~7月4日、ネット上で調査。74.3%が「多い」と感じている夏休みの宿題だが、さっさと終わらせて気楽に休暇を過ごす“速攻”派は27.3%、日々コツコツ計画的に終わらせる“コツコツ”派は27.2%。そして夏休み後半まで手をつけず、終わりの頃に一気に片付ける“ギリギリ”派が最も多く45.5%だ。ちなみにこの“性格”を都道府県別に見ると、速攻派が最も多いのは和歌山、コツコツ派は福島、ギリギリ派は秋田と静岡に多い。

 夏休みの宿題エピソードでは、「毎日日記をちゃんと書かなくて天気のところを家族みんなで調べた」「読書感想文が毎回後回しになり、家族に手伝ってもらうことが多かった」など、時代を問わない苦労話が多い一方で、ほぼすべての高校生が「勉強中にスマホを手に取りたくなったことがある」と回答。一度スマホを手にすると「1~15分操作する」人が7割弱。勉強の妨げになるのはSNSや動画サイト、アプリなど、スマホ関係だった。