まめ学

マスクを着用している時にメガネをかけると? ジンズが「メガネ白書」をまとめる

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 10月1日の「メガネの日」に続いて、10月10日の「目の愛護デー」が今年もやってくる。それにちなみ、ジンズ(ジンズホールディングス・東京)では、同日に「メガネ白書」を昨年から発行。その中で、メガネおよびサングラス使用者を対象に、メガネに関する実態調査を行った。使用状況やこの1年間の使用時間の変化、購入状況などの基礎調査のほか、使用シーンやマスク着用時のメガネの悩みなどについてもも聞いている。

 実施期間は8月30日~9月2日で、全国のメガネ使用者である20~60歳代男女1,400人を対象とした。

 最初に一般的なメガネ、度ありメガネの使用シーンを聞くと、「用途を問わず常に着用」(35.4%)が最も多かったが、昨年に比べ今年は「自動車や自転車を運転するとき」(26.9%)「遠くにあるものを見る(読む)とき」(24.0%)など外出での使用を想起させるシーンが上位にランクインし、昨年は2位だった「テレビを見るとき」は順位を落とした。

 コロナ禍がひと頃に比べて落ち着く中、今でもマスクをしている人が多いが、マスク着用時のメガネ使用で感じる点については、「メガネが曇りやすい」が70.1%で断トツのトップになった。メガネが曇りやすいというのも確か。マスク着用生活で、メガネを普段からかけている人は不自由を感じているようだ。

 一方、都道府県別にメガネに関するデータを示してみよう。「度ありメガネ使用率ランキング」の上位3件は「秋田県」「三重県」「兵庫県」となった。また、サングラスについては、「沖縄県」「長崎県」「宮崎県」と九州・沖縄地域が多い。また、都道府県別に「この1年で購入したメガネの価格帯ランキング」をまとめると、購入価格トップの「東京都」は20,802円。最下位の「長野県」は10,511円となるなど、1万円以上の差が生じたのは興味深い。