例年この時期になると、昨年の収入に対する確定申告の準備をするなど、税金を強く意識するようになる。中には、ふるさと納税を考えている人も多いことだろう。ふるさと納税、楽しみなのは返礼品の数々。どんな品物が人気なのか気になるところだ。そこで、アイモバイル(東京)は、運営するふるさと納税サイト「ふるなび」から、2022年1月より12月で寄附申し込みが多かった返礼品を紹介した。
それによると、トップになったのが、佐賀県上峰町の「さがみのり 20㎏(5kg×4袋、寄附金額:1万円)」。おいしいお米は、ありとあらゆるシーンで人気を集めるが、上峰町ではなんと一気に20㎏もプレゼントする。これだけあれば、とてもありがたい。
以下、上位には、北海道紋別市「オホーツク産ホタテ玉冷大(1kg、寄附金額:1万4000円)」、福岡県飯塚市「鉄板焼ハンバーグ デミソース20個(寄附金額:1万2000円)」、山形県上山市「かみのやまシュー 6個(寄附金額:3000円)」、山梨県甲州市「新鮮産直甲州市!シャインマスカット1.2kg 2~3房(寄附金額:1万2000円)」と食べ物が続いた。
食べ物が上位を独占したわけだが、これは名産品を食べてみたいという理由だけではなさそうだ。アイモバイルでは、昨今の物価上昇の波が食料品に押し寄せていることも背景にあるとし、今後も食品人気の傾向が続くとしている。