カルチャー

「なぜ日本人のキャリアアップ志向は低いのか」 人材サービス会社ランスタッド会長インタビュー

 人材サービス会社のランスタッドが、欧米やアジアなど世界34の国と地域の労働者に対して行った意識調査で、日本人のキャリアアップ志向は対象エリア中、最下位という結果だった。
 調査によると、「キャリアアップを望む日本の労働者は29%」で、世界の労働者平均値40%を大きく下回り、日本人が「現状維持のために働く」と分析している。
 調査を行ったランスタッドの日本法人で、代表取締役会長兼CEOを務めるポール・デュプイ氏は「キャリアアップの第一歩はリーダーになることだが、日本ではリーダーは大変だというイメージがある」と指摘。さらには「個人の成長が企業の成長につながる」とリーダーシップの重要性を強調する。
 調査は今年2月から3月に、18歳から64歳の従業員や個人事業主、就職活動を検討している人を対象に、各エリアで500人を最小サンプルとしてオンラインで実施された。 【PR】