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7月第3月曜は漁師の日 東京・浜松町で漁業を知り、仕事を探せるイベント

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 海に囲まれたニッポン。豊富な水産資源と我々の食卓をつないでくれる漁師の数は年々減少している。高齢化が進み後継者も減って、近い将来、日本では水産資源の確保が難しくなることも心配されている。そこで漁師の担い手確保と育成を目的に設立された全国漁業就業者確保育成センター (東京)は、海の日と同じ7月第3月曜日を「漁師の日」として登録。この職業への関心を集めるフェアを開催するなど、担い手不足の解消に取り組む。

 従来から漁業就業支援フェアや漁師就活セミナー、水産系高等学校などでの漁業ガイダンスの開催など、同センターはさまざまな取り組みを実施してきた。今年は記念日認定を機に7月18日、東京都立産業貿易センター浜松町館で記念セレモニーのほか、「漁師の仕事!まるごとイベント 漁業就業支援フェア2022東京」を開催。沿岸・沖合・遠洋などの漁業概要の説明や、岩手から沖縄までの漁業者が対応する約70のブース設置、漁業に関わる資料コーナーなども見ることができる。漁師の仕事を知り、具体的に仕事を探すことができる場だ。