カルチャー

「サステナブルに食べる」ってなんだろう 「ムーミン」とコラボしてリアルとオンラインでイベント開催

ⒸMoomin Characters™
ⒸMoomin Characters™

 いまや世界の関心を集めることとなった「持続可能でよりよい世界」。SDGsでは、あらゆる問題に対して誰一人取り残さないことが宣言されている。

 中でも栄養状態の改善はSDGs達成に欠かせないテーマの一つであり、WHO(世界保健機関)の設立を記念して設けられた「世界保健デー」も、2022年のテーマを「私たちの地球、私たちの健康」としている。

 そこで、日本栄養士会(東京)も今年のテーマを「栄養と環境 ―地球を元気に、未来を笑顔に―」とし、環境先進国として知られるフィンランドの国民的キャラクター「ムーミン」とコラボして、「栄養の日」(8月4日)と「栄養週間 2022」(8月1日~7日)に関連したイベントや特別動画を公開する。

 「栄養週間」期間中に特設サイトでは、8月1日に日本栄養士会理事会長の中村丁次氏と前環境大臣の小泉進次郎氏による「栄養と環境」をテーマにした特別動画「世界のために、今、栄養ができること。」を公開。そして、8月4日の「栄養の日」に「自分のために、地球のために、サステナブルに食べよう」とはどういう意味なのかをスペシャルゲストを迎えて解説する2部構成の栄養ウェビナー動画の合計3本を配信する。

 また、全国で開催される栄養に関するイベント「栄養ワンダー2022」のイベント会場では、ムーミンとコラボしたポスターやオリジナルの「栄養ワンダー・ブック」、協賛会社から提供された商品などが配布される。

 現地のイベントだけではなくオンラインでも「栄養ワンダー・オンライン」が開催され、「栄養の日」オリジナルバッジを身につけた様子(またはバッジのみ)や、環境に配慮した管理栄養士・栄養士の活動、環境に配慮したレシピ、環境に配慮したレシピ×協賛社商品の4つを投稿テーマに発信していく。

 同イベントでは管理栄養士・栄養士が考案した「環境に配慮したレシピ」の中から人気が高いレシピを表彰する「栄養ワンダー・オンライン」オブ・ザ・イヤーや、レシピ投稿数が最も多かった3つのアカウントを期間投稿賞として表彰する「たくさん投稿してね!キャンペーン」など「サステナブルに食べる」ためのヒントがちりばめられたイベントが目白押しだ。

 子どもたちの在宅時間が増える夏休み。ぜひ親子で環境のこと栄養のことを改めて学べるイベントに参加してみてはいかが?