はばたけラボ

おいしい記憶のエピソードを募集 「弁当の日」小中学生の作文コンテスト

おいしい記憶のエピソードを募集 「弁当の日」小中学生の作文コン 画像1
共同通信社 「弁当の日おいしい記憶のエピソード」募集

 

 株式会社共同通信社(東京都港区)は9月1日から、お弁当作りや料理の体験をテーマにした小中学生対象の作文コンテスト「弁当の日おいしい記憶のエピソード」の作品を募集する。応募期間は11月30日まで。

 コンテストは、全国小学校家庭科教育研究会と全日本中学校技術・家庭科研究会との共催。お弁当作りなど料理の体験を通じて子どもたちの自立を促すとともに、作文を家族や社会との関係について考えるきっかけにしてもらうのが目的。昨年度は全国から2664点の応募があり、慣れない料理への挑戦を通して体験した戸惑いや失敗の悔しさ、成功の喜びが素直な言葉でつづられていた。また行間から周囲の家族や知人、新型コロナウイルス禍で会えない親族へのまなざしが感じられる作品も多かった、という。

 応募作品は、写真や絵を添えた「弁当作りや料理に取り組んだ自分の体験をもとにした自由記載」の作文。文字数の目安は、小学生1~2年生が400字、同3~4年生が600字、同5~6年生が800字。中学生は800~1000字。

 「弁当の日」提唱者・竹下和男ら7人の審査員が選考して、文部科学大臣賞(1人、図書カード2万円)▽キッコーマン賞(小中各1人、図書カード1万円分+副賞)▽日清オイリオ賞(1人、図書カード1万円分+副賞)▽共同通信社賞(1人、図書カード1万円分+副賞)▽全国小学校家庭科教育研究会賞(小学生1人、図書カード1万円分+副賞)▽全日本中学校技術・家庭科研究会賞(中学生1人、図書カード1万円分+副賞)▽学校賞(小中各1校、図書カード2万円分)▽特別賞(10人程度、図書カード3千円分)を決める。学校賞のうち最優秀校には、副賞として「弁当の日講演会」か、映画「弁当の日」上映会の開催権も与える。表彰式は東京都内で2023年3月25日開催予定。詳細は弁当の日ホームページを参照。