カルチャー

身近なのに意外と知らない 仏教のあれこれをマンガで

main

 コロナ禍3年目にして、お盆休みに久しぶりにお墓参り、という人も多かったはず。観光地でお寺めぐりも楽しいけれど、実は仏教ってよく分からない、という人も少なくない。宗教としてよりも、身近な行事や慣習、伝統の一つとして接しているからだ。そこで、ざっくり「仏教」といっているその中身が分かる「マンガでわかる日本仏教13宗派」(誠文堂新光社・東京)が9月12日に発売される。

sub1

 現在、日本の仏教には大きく分けて13の宗派があるそうだ。成立の古いものから、法相宗、華厳宗、律宗、天台宗、真言宗、融通念仏宗、浄土宗、浄土真宗、時宗、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗、日蓮宗。それぞれ独自の教義をもち、法衣なども微妙に違っていたりするという。

sub4

sub5

 この本では、この13宗派の違いを歴史や教義も含めてマンガで解説。お葬式のマナーなども併せて紹介されている“お役立ち本”でもある。税込み1,980円。