カルチャー

山形県南陽市で11月から「ラーメンカードラリー2022」開催 漫画「ラーメン大好き小泉さん」、新横浜ラーメン博物館とコラボ

山形県南陽市で11月から「ラーメンカードラリー2022」開催 漫画「ラーメン大好き小泉さん」、新横浜ラーメン博物館とコラボ 画像1
南陽市役所ラーメン課×「ラーメン大好き小泉さん」×新横浜ラーメン博物館 「なんようしのラーメンカードラリー2022」

 

 ラーメンを通じたまちづくりを進めている山形県南陽市は、人気漫画「ラーメン大好き小泉さん」とコラボした企画「なんようしのラーメンカードラリー2022」を11月1日から2023年1月31日まで開催する。

 南陽市によると、毎年のようにラーメン消費量が日本一になることで知られる“ラーメン王国”山形県でも、同市は人口比でラーメン店が多い。このため「ラーメンで地域活性化を」と、2016年に市役所に架空の「ラーメン課」を設置し、さまざまな企画をするプロジェクトを展開している。

 今回は2019年に始めたカードラリーの第3弾で、南陽市内の42店舗が参加。各店舗でラーメンを食べると、その店のラーメンの写真と「小泉さん」のイラストが描かれたカードを取得でき、それを集めれば、各種賞品がもらえるというキャンペーンだ。

 3店舗でラーメンを食べた「3カード賞」や「全店舗制覇賞」などに加え、新たに全店舗の半分を制覇した「ハーフ賞」と、新横浜ラーメン博物館とコラボした「ラー博賞」を設定した。「ラー博賞」は、南陽市に本店がある有名店「龍上海(りゅうしゃんはい)」の「新横浜ラーメン博物館店」でしか手に入らないカードと、南陽市内の1店舗のカードを組み合わせると、「ラー博オリジナルトートバッグ」がもらえる(先着50人)。

 「ラーメン大好き小泉さん」(作:鳴見なる/竹書房)は、ラーメンを愛する女子高生「小泉さん」が、全国の実在する店舗を食べ歩く漫画で、アニメ化やTVドラマ化もされた。南陽市は漫画第9巻に登場しているという。

 「ラーメン課」を運営する南陽市みらい戦略課の担当者は「これが南陽市ラーメンというのはなく、しょうゆや塩、豚骨など『必ず好きなラーメンに出合える街』だ」としている。詳細はイベント情報を参照。