カルチャー

なぜ飛行機は空を飛べるの!? 児童向け「説明できない?カガクのふしぎ」の解説書

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 何気なく目にしたり体験したりしている現象を科学の視点で解説。マイクロマガジン社(東京)から、児童向け書籍『なぜ飛行機は空を飛べるの? 説明できない?カガクのふしぎ』(税込み1,100円)が、このほど刊行された。

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 武蔵野大学教育学部・大学院教育学研究科特任教授の高橋典嗣氏監修。「なぜ飛行機は空を飛べるの?」「太陽が沈む時、どうして空が赤くなるの?」「タッチパネルはどうして『触られた』のが分かるの?」—―。子どもから不意に問い掛けられたら、即座に科学的な根拠を示して説明できるだろうか。日常の身の回りには、「当たり前」のように見えて、よく考えると「ふしぎ」な現象がたくさん。それらを「科学的」に見てみると、ちゃんとそうなる理由が存在する。大人もすぐには正確に説明しづらい科学の「ふしぎ」を、子どもたちといっしょに探しにいく指南書だ。

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 第1章「音と光」のふしぎ、第2章「力」のふしぎ、第3章「物質」のふしぎ、の3章立て。何となく“そういうものだ”と思い込んでいる57個の「ふしぎ」な現象を、オールカラーのイラストを用いて、科学の視点から分かりやすく解説する。「運動会のリレーでカーブをうまく回れないのはなぜ?」「どうしてシャンプーをすると髪の毛がきれいになるの?」など、身近な「ふしぎ」についても。分からないことをインターネットでキーワードを打ち込めば答えが出てくるような時代だからこそ、“本で読む”“本で知る”体験を楽しめる1冊。