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免許返納でお得! 大阪港のクラシックカー博物館「GLION MUSEUM」が高齢者運転免許自主返納者の入館料を半額に

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 昭和の時代を生きた人には、クラシックカーに思い入れがある人が少なくないのではないだろうか。GLIONグループ(神戸市)が運営する大阪のクラシックカー博物館「GLION MUSEUM(ジーライオンミュージアム)」(大阪市)には、そんな昭和世代にとって憧れの“名車”や当時所有していた愛車と同じ車種などが、4部屋にわたって展示されている。

 同博物館では、高齢者による交通事故が社会問題化している近年の状況を鑑み、より良い社会を目指す取り組みとして、高齢者運転免許自主返納者を対象に入館料を半額にする特典を始めた。大阪府の「高齢者運転免許自主返納サポート制度」に基づき、大阪府内在住の65歳以上であれば「運転経歴証明書」(または「運転経歴証明書交付済みシール」とマイナンバーカードの両方)を提示すれば、1人につき1,200円の入館料が600円となる。

1923年に建築された赤レンガ倉庫に展示されるクラシックカーたち
1923年に建築された赤レンガ倉庫に展示されるクラシックカーたち

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 映画『ゴッドファーザー』で用いられたことでも知られるキャデラック・シリーズ61や40年間もの長きにわたりスタジオモデルカーとして映画・テレビで大活躍したFord Deluxe、歴代のロールスロイスのシリーズ、日本のトヨタ2000GT、プリンススカイラインスポーツ、コスモスポーツ、ホンダS600・・・。来年建築から100年を迎える大阪築港の赤レンガ倉庫群の4棟に、世界中から集められた希少なクラシックカーを展示。古き良き建造物を生かした往時のロンドンやニューヨークの街並みを思わせる演出も見応えがある。さらにステーキハウスやカフェなども併設されており、高齢者だけでなく家族や孫と一緒に、幅広い世代が車の歴史やクラシックカーの背景を楽しむことができる。クルマ好きは要チェックだ!