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内野聖陽、山田涼介は「主演として素晴らしかった」 「現場では彼に助けてもらった」

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 映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』完成披露先行上映が13日、東京都内で行われ、出演者の山田涼介、寺田心、内野聖陽が登壇した。

 本作は、荒川弘氏の人気漫画を実写映画化。2017年の『鋼の錬金術師』に続き、原作の最終話までを描き切る完結編の前編「復讐者スカー」は、現在公開中。

 「原作から出てきたのかと思うほどの再現度」「素晴らしかった」などといった鑑賞者の声が紹介されると、主人公の錬金術師、エドワード・エルリックを演じた山田は「うれしいですね」と感慨深げ。

 実写化に際し、一番気になっていたのは「原作ファンの反応だった」といい、「こうして喜びの声を届けくれた今、感無量です」と笑顔を見せた。

 一方、ホムンクルス(人造人間)のプライドを演じた寺田は、「撮影時よりも身長が約20センチ伸びた」という。

 山田は「撮影のときは『山田さん、卓球やりましょうよ』と、かわいい感じだったのですが、今は2年の月日を経て“寺田心さん”になりましたね」と目を細めた。

 内野が「声も変わったんだよね」と質問すると、寺田はうなずきながら「映画を見て『声が低くなったな~』と思いました」と照れ笑いを浮かべた。

 また、19日の父の日にちなみ、一人二役でそれぞれの“父親”を演じた内野に、2人が手紙を読み上げるサプライズも。

 山田は「撮影前は不安もありましたが、内野さんが優しく強く、まるで本当の親子のように接してくださったおかげで、凸凹な原作通りの親子を演じられたのではないかと思います」と語った。

 それを聞いた内野は「いや、僕が彼に現場で助けてもらったんです。僕はオールCGの映画が初めてだったのですが、一からやってきた彼が『大げさなぐらいの芝居がぴったりハマるんですよ』と教えてくれた。グリーンバックだと遠慮しがちだったけど、『じゃあ、振り切っちゃおうか』と安心して演じることができた。本当に主演として素晴らしかったです」と返した。