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「朝ドラ」黒島結菜から福原遥へバトンタッチ 黒島、最終回に向け「暢子がまた一つ新たな決断をします」

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 NHK連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーが14日、大阪・中央区のNHK大阪放送局で行われ、30日に最終回を迎える「ちむどんどん」のヒロイン・青柳暢子役の黒島結菜と、10月3日にスタートする「舞いあがれ!」のヒロイン・岩倉舞役の福原遥が出席した。

 黒島は、最終回に向けて、「『ちむどんどん』は暢子がまた一つ新たな決断をし、物語がどどどっと進んでいきます。暢子が人生でどういう選択をするのか、そして、家族の話なので、四兄妹がそれぞれの道で人生での幸せを見つけていきますので、そこに注目して見ていただけたらうれしいなと思います。最後までよろしくお願いします」と語った。

 一方、福原は、放送スタートに向けて、「舞という女の子が夢を見つけて、その夢に向かって自分のペースで一歩一歩進んでいく、その成長を見ていただき、少しでも皆さんに勇気だったり、笑顔を届けて今日1日頑張ろうと思ってもらえるような作品になればいいと思います」と語った。

 さらに、「ものづくりの町・東大阪や自然いっぱいの五島列島の魅力がたくさん詰まっていると思うので、そちらも楽しんでいただければいいなと思います」とアピールした。

 また、福原は「毎日の撮影は体力勝負だと思いますが、日々自分の中で心掛けていたことがあったら教えてください」と黒島にアドバイスを求めた。

 黒島は「スタッフ、キャストが、仲がいいチームだったので、現場にいるのが楽しくて、みんなに支えてもらいながら1年間撮影できたなと思っています。心掛けていたことは、ちゃんと目を見て、なるべく一人一人の顔を見てあいさつすることです。今日もみんなに会えたな、ということが自分の支えにもなっていたので、あいさつは当たり前のことですが、意識していました」と答えた。

 恒例のプレゼント交換では、黒島が「やんばるの草木染めショール」を、福原が「長崎・五島列島の風景を映し出したステンドグラス」をそれぞれ手渡した。