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名勝「笹川流れ」の魚介類セットを吉川水産がサブスク販売 フードロス削減や未利用魚活用目指す

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吉川水産 「地域産品セット サブスクリプション販売」

 

 鮮魚小売事業の吉川水産(東京都世田谷区)は、新潟県村上市の寝屋漁港に水揚げされた魚介類セットを中心とした地域産品を、サブスクリプション(定額購入)で販売する。村上市山北地区の「さんぽく活性化協議会」などが推進する、フードロス削減や未利用魚の活用などの社会課題の解消に向けた活動に賛同した。

 地域産品のセットは「森川里海の宝探し」をコンセプトに、主に新潟県下有数の漁場である「笹川流れ(名勝天然記念物)」周辺で獲れる魚介類を、月額3980円(税・発送費込)で毎月1回届けてくれるサービス。

 メニュー内容は、定置網で獲れた「地魚」や「骨せんべい」「天然岩もずく」「コハダかば焼きと南蛮(なんばん)漬け」などで、毎月変わるメニューが楽しめる。また地魚は水揚げした翌日に切り身加工して発送するので、調理やゴミなどの手間がかからないという。