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テクニックから道具まで基礎から学べる 美しい焼き菓子の教科書

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 秋になると、オーブンを使ったお菓子を手作りしたくなる。食べるのももちろん楽しいけれど、キッチンから漂う甘い香りに癒やされる。できればきれいに作りたい。そこで10月15日に発売されるのが『美しい焼き菓子の教科書』(パメラニー・デュピュイ著、パイ インターナショナル・東京、税別2,300円)。生地作りからグラサージュまで、焼き菓子の基本10種、たくさんのレシピのほか、道具も解説。キッチン仕事が楽しくなる一冊だ。

美しい焼き菓子の教科書

 まずは基本の生地作りから。いつも作りながらもう少しきれいに広げたい、と思っているパート・ブリゼ・シュクレ、面倒だからこれは既製品を買ってしまうことが多いパート・フイユテ・ラピッド(時短折り込みパイ生地)。家ではできる範囲でパターンが決まっているデコレーションも、シュトロイゼル(そぼろ生地)や、エコルス・コンフィット(果皮の砂糖漬け)、プラリネペーストなどレパートリーが広がる。

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 そして、おうちスイーツだからと避けて通りがちなグラサージュも、グラサージュ・ロシェ(アーモンドダイス入りチョコレートの上がけ)、グラサージュ・ショコラ・オ・レ(ミルクチョコレートの上がけ)、グラサージュ・ブラン(ホワイトチョコレートの上がけ)と、しっかり習得できそうだ。

 さまざまなパウンドケーキやフラン、クッキーの基本形もレシピに沿って一つずつ作る楽しみが待っている。