奇跡のホワイトアスパラ 1本1万2千円也

高級ホワイトアスパラ「白い果実」

　ホワイトアスパラといえば春。でもこれはめずらしい冬のアスパラ。しかも1本80グラム以上の極太だ。名前は「白い果実 大樹」（馬場園芸・岩手県二戸市）。1本12,000円で、一箱4本入り税込み48,000円。このお値段にふさわしい2023年1月1日発売だ。

　世界的にも珍しい雪のある季節に収穫するホワイトアスパラ。「白い果実」の名の通り、甘く、みずみずしく、果実のようなアスパラだ。中でも1万本に1本しか収穫できないのが、「大樹」と呼ばれる極太のもの。「伏せ込み栽培」と呼ばれる独特の方法で、春から秋まで外の畑で育てたアスパラの根っこだけを秋に掘りとって温室に移植し、真っ暗な部屋の中で育てる。アスパラは通常、土に植えると10年ほど収穫することができるが、白い果実は1年目の冬の60日間しか収穫することができないという。

　とうもろこしのような甘さで、生で食べられる柔らかさ。余計な味付けは一切不要だ。グリルすることでより一層甘さを増すのだそうだ。販売は三右エ門オンラインショップで行われる。