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夫婦円満の秘訣は均等な家事分担 積水ハウスが「夫婦の暮らしに関する調査(2022)」発表

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積水ハウス 「夫婦の暮らしに関する調査(2022)」

 

 積水ハウス(大阪市北区)が「いい夫婦の日(11月22日)」を前に公表した「夫婦の暮らしに関する調査(2022)」で、均等な家事分担を行う夫婦では、多くが「夫婦仲が良い」と回答したことが分かった。調査は積水ハウスの研究機関である「住生活研究所」が、全国の20〜60代の既婚男女573人を対象に8月中旬に行った。

 「新型コロナ禍で配偶者・パートナーとの家事/家のコト分担の変化」では、在宅勤務が増加した家庭で4割以上に変化があった。家事分担では、新型コロナ禍前と比べると多くの項目で、夫のおこなう割合が増加した。主に増加した夫が担当する家事は「買い物」が23.8%から32.5%と8.7ポイント上昇し、「料理」は13.5%から19.5%と6ポイント、「洗濯」も19.2%から24.6%と5.4ポイント上昇した。

 また、夫婦間での家事などの割り振りについては、「特に役割を分担せずにその時々で協力しあう」が最も多く、45%以上だった。さらに、家事分担の割合と夫婦仲の良さの関係では、夫婦で均等に家事を担当する家庭が最も多く「夫婦仲が良い(あてはまる)」と回答した。

 住生活研究所はこの結果について、「お互いの状況を理解しながら、家事分担に偏りがなく、夫婦の連携がとれていることが、“いい夫婦”の秘訣(ひけつ)なのではないか」と分析している。