まめ学

緩みはじめたマスク着用 不安度は過去最低値に

マスクを外す人々

 そろそろコロナ後に移行しつつある、と言いたいところだ。コロナへの不安度やマスク着用意識などを調査した「新型コロナウイルス生活影響度調査」クロス・マーケティング・東京)によると、少しずつコロナへの不安感は減ってきていて、2020年3月の第1回調査から過去最低の数字になった。

 マスクの着用が個人の判断となる3月13日を迎えるのを前に、2月27~28日に全国の20~69歳の2500人を対象に調査した。コロナウイルスに対する不安やストレス度について、「直近1週間の不安度」は先月から3p減の23%、「将来に対する不安度」も5p減の37%で、いずれも過去3年間の中で最低値。

 マスクを着用すべきと思うシーンについても、商業施設、娯楽施設、勤務先、飲食店内(食事中を除く)、学校の校内含め、すべてのシーンで低下傾向にあり、マスクを外すことへの警戒心は薄らいできているようだ。