カルチャー

手話をモチーフにしたアートに親しむ 東京・西武池袋本店で「Talking Hands」ポップアップ店

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 手話によるコミュニケーションの楽しさを感じてもらおうと、東京・豊島区の西武池袋本店に7月20日(水)から26日(火)まで、手話をモチーフにしたアートやグッズがそろう期間限定ショップが登場する。ノンバーバルコミュニケーション(言葉に頼りすぎないコミュニケーション)をテーマにクリエイターの門秀彦氏が手掛けるブランド「Talking Hands」から、ポップアートや原画をもとにしたファブリックパネルのほか、Tシャツ、トートバッグなどアートを通してコミュニケーションの楽しさを感じられるアイテムを販売する。

【西武・そごう限定】ファブリックパネル
【西武・そごう限定】ファブリックパネル

 「おめでとう」「ありがとう」「また会おう」「大好き」「頑張れ」など、門氏が書き下ろした9つのメッセージをファブリックパネル「Talking Hands~9 words~」や、おしゃれな50音の指文字デザインのハンカチやバンダナも登場。7月23日(土)・24日(日)の14時から16時には、門氏によるライブペインティングを実施。作品が出来上がる様子をその場で見ることができる。ポップアップ店で展開する商品の一部は、西武・そごうのショッピングサイトでも購入できる。

50音の指文字デザイン
50音の指文字デザイン
【西武・そごう限定】ダンボールアートポストカード
【西武・そごう限定】ダンボールアートポストカード

 聴覚障がいのある両親を持つ門氏は、音声言語や手話では伝えきれない思いを表現するため、言葉の補足として幼少期から絵を描き始めた。個展や国内外の学校、野外音楽フェスでのライブペインティング、ワークショップ、講演のほか、アニメのキャラクターデザインなど多岐にわたる創作を行っている。言葉に頼りすぎないコミュニケーションの大切さを伝えるべく「HAND TALK / Talking Hands」という言葉を生み出し、表現活動を続けている。

[EVENT]門 秀彦 ライブペインティング
[EVENT]門 秀彦 ライブペインティング