カルチャー

世界の名作を紙芝居で 幼児から大人まで楽しめる6作セット

かみしばい 世界の名作劇場 (全6巻)童心社
かみしばい 世界の名作劇場 (全6巻)童心社

 どんどん繰られる絵に見入って演じ手の語りに耳をすませる。かつては街角でも子どもたちが集まって楽しむこともあったこの日本ならではの伝統的な芸能の一種、紙芝居を見る機会は減ってしまった。でも家で子どもに絵本の読み聞かせをする代わりに、紙芝居を演じるのも楽しいかもしれない。世界の名作を紙芝居にしたセット「かみしばい 世界の名作劇場」(童心社・東京、全6巻)が8月3日に刊行される。

 「アラジンとまほうのランプ」「3びきのくま」「くるみわり人形」「きんのがちょう」「きたかぜとたいよう」「きんのおの ぎんのおの」という誰もが知る6作。絵を手がけるのは、長野ヒデ子さん、和歌山静子さんなど、児童書の世界の第一線で活躍する人気画家たちだ。幼児から楽しめる8場面の作品から、16場面の本格的な物語まで幅広いラインアップ。税込み11,990円。