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“こもり上手”になるヒント探る 立正大が心理学部20周年記念講座を開催

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立正大学 「こもり上手となるためには‐コロナ後のひきこもりを考える‐」

 

 立正大学(東京都品川区)は8月28日、同大心理学部開設20周年を記念し、オンライン参加も可能な公開講座「こもり上手となるためには‐コロナ後のひきこもりを考える‐」を同大品川キャンパス150周年記念館ロータスホール13号館地下1階で開催した。

 東京都品川区との共催で、北海道東川町の協力も得た。ひきこもり支援の専門家や青年期の一人の時間を重視する有識者を招き「ひきこもり」について論議。臨床心理学の視点だけではなく、社会心理学の視点からも、人と人がつながることの意味も検討し、“こもり上手”になるためのヒントを探った。 

 斎藤環・筑波大医学医療系社会精神保健学教授や増淵裕子・昭和女子大人間社会学部心理学科専任講師、高比良美詠子・立正大心理学部対人・社会心理学科教授らが登壇。司会は沼初枝・立正大名誉教授(立正大心理臨床センター前センター長)が務めた。