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SUPERNOVA・ユナク、初の悪役に「ずっとやりたいと望んでいた」 韓国史上最悪の連続殺人事件が題材の舞台「殺人の告白」取材会

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 舞台「殺人の告白」の取材会が先日行われ、出演者のユナクと堂珍嘉邦、脚本・演出のヨリコ ジュン氏が取材に応じた。

 本作は、チョン・ビョンギル監督が、韓国史上最悪の連続殺人事件とも言われている実際に起きた「華城(ファソン)連続殺人事件」からインスピレーションを得て製作したサスペンス映画『殺人の告白』の初舞台化。主役の連続殺人犯イ・ドゥソクをSUPERNOVA(超新星)のユナク、ドゥソクを追う刑事チェ・ヒョングを堂珍が演じる。

 日本でのストレートプレー(歌唱を含まない演劇作品)初挑戦となるユナクは「日本でできること、そして堂珍さんと共演できることがすごく楽しみです。お客さんが満足できる芝居をお見せできたらと思っています」と意気込みを語った。

 今回は、殺人犯を演じることになるが、「僕がずっとやりたいと望んでいた悪役を初めてできるのがすごくうれしい」と笑顔を見せ、「堂珍さんと共に、どうやってこの作品の空気感を作っていけるのか、楽しみと不安が半々です」と語った。

 一方、堂珍は「刑事役ですが、婚約者が連続殺人事件に巻き込まれ、殺害されていたりと、被害者側でもある。だからこそ、強い執念を持って事件の解決に挑んでいる人物です。演じるにはエネルギーも使うと思う。稽古の段階からヨリコさんをはじめ、共演者の皆さんと一緒に作っていけたら」と話した。

 ユナクと堂珍は、2015年と17年にミュージカル「RENT」でロジャー役をWキャストで演じた経験もある。

 当時、共に稽古を重ねたことで見えた魅力について聞かれると、ユナクは「堂珍さんのお芝居は流れに身を任せている感じがします。もし、堂珍さんが風邪を引いたら風邪を引いたロジャーを演じる。その日その日で変わるロジャーが魅力的だった。すごくライブ感がある」と語った。

 それを聞いた堂珍は「ごまかすのが得意なだけ」と照れ笑いを浮かべ、「ユナクはすごく一本気で情熱的。目的のために揺るがない強さがある」と語った。

 舞台は、6月17日~26日に都内・サンシャイン劇場で上演。