まめ学

糖質に関しての意識調査 自分の適正量を知らない人が大半!?

sub16

 糖質をカットすることによって痩せようとする糖質ダイエット、糖質制限など、「糖質」という言葉がよく使われるようになってから久しいが、果たして、糖質について理解している人はどれだけいるだろうか? ゴーフード(東京)ではこのほど、糖質情報発信メディア「低糖質研究所」において、食事における「糖質」に関する意識調査を実施。調査期間は8月31日、9月1日の両日で、20代~70代の男女500人が回答した。

 この調査では、糖質についての理解度は「なんとなくのイメージ止まり」という人が多いことがわかった。「1日の糖質適正量」について聞くと、「知らない」が85.2%という結果に! また「自身が1日に何gの糖質を摂取しているか」を聞いてみると、89.4%と大半の人が「知らない」と答えてきた。

 「糖質」というキーワードに興味を持っている人が多いものの、実際には、適正な摂取量、各食事に含まれる糖質量を把握していない状況。それでは意味がないのだが、糖質という言葉をイメージだけで捉えている人が多い。ちなみに、1日の糖質適切量は320gといわれている。ただし、1日に必要な糖質量は自身の活動量によって変化するため、それぞれ食するものの糖質量を知ることはとても重要だ。

 糖質オフやカット商品にひかれる人が約48%と半数に達しているが、コンビニおにぎり1個あたりの糖質量を「知らない」人が約88%に達するなど、現状では「糖質カット商品」を

 取ったところで、的確にダイエットできる人は少ないと思えてくる。コンビニのおにぎり1個で摂取する糖質量は約40g。一方、糖質が高そうな食べものを聞くと、「さつまいも」(20%)、「新米」(18%)、「じゃがいも」(13%)を挙げる人が多かった。