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ガス灯がきらめいた時代 ガス事業150年を記念して「ガス灯」展

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 1872(明治5)年、横浜のガス灯からはじまった日本のガス事業は、10月31日に150年を迎える。その歴史の中で、「ガス灯」がきらめいた5つの時代に焦点をあて、現代へと至る各時代のガス灯の魅力と特徴を紹介する「~The wink of history~『ガス灯』展」(東京ガスネットワーク・東京)が、10月1日~12月25日まで、東京・小平市のガスミュージアムで開催される。入場は無料。

 明治初期、あたたかな炎で文明開化の街に輝きを与えた「ガス灯」は、明治後期から大正期にかけて、室内のあかりとしても普及していった。最初は赤い光を放つ裸火。明治30年代には、ガスの燃焼熱を利用して明るく青白い光を放つマントル式のガス灯が登場。やがて電灯があかりの主力となっても、ガス灯は昭和モダンの頃や昭和30年代初めまで、電気を使わない室内のあかりとして、暮らしの中で使われてきた。

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 展示会では、現代に至るまでの各時代のガス灯のチャーミングな魅力と特徴を、150アイテムの展示や写真、体験から紹介する。入場料は無料。