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中川大志“ぶっ飛んだ役柄”について吉沢亮に相談するも 「すごいプレッシャーをかけられた」

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 映画『ブラックナイトパレード』クリスマス出発式が1日、東京都内で行われ、出演者の吉沢亮、中川大志、渡邊圭祐と福田雄一監督が登壇した。

 本作は“良い子のところには、欲しいプレゼントを持った赤いサンタが、悪い子のところには欲しくもないプレゼントを渡しに黒いサンタがやってくる”という、実在の伝承を基に描いた、中村光氏の同名漫画を実写映画化。

 NHK大河ドラマ「青天を衝け」以降、本作が初の映画主演作となった吉沢。今回は、コンビニで3年間アルバイト生活をしている“さえない男”日野三春役を演じた。

 吉沢は「ギャップしかないですね。ちょっと分からないですが、(選択を)間違えちゃったかもしれない」と冗談めかして笑わせた。

 とはいえ、「純粋に福田さんの作品で主演をやらせてもらえるのはうれしかったです」と、実際は即決したという。

 吉沢は「これまでギラギラした役が続いていたので、今回の、暗いというか、どうしようもない感じが楽しくてしょうがなかった。基本的に突っ込みの役なのに、周りの人がふざけていると楽しくなっちゃって、自分もふざけまくっていました」と明かした。

 一方、“DQNのチャラ男”田中皇帝(カイザー)役の中川は、本作の撮影と同時進行で、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で武将・畠山重忠を演じた。

 中川は「(本作で)コンビニで廃棄弁当を食って、そのまま戦(いくさ)に行くみたいな感じでやっていました」と振り返った。

 撮影に際しては、「原作のファンにも人気のカイザー役。さらにすごい“ぶっ飛んだキャラ”で、『これ、自分にできるかな』と心配だったんです」と中川。

 「だから、役が決まったときに、吉沢さんに連絡して、『次一緒ですね。よろしくお願いします。やばいですよ。カイザー、超プレッシャーですよ』と相談したんです」と明かした。

 続けて、「そうしたら、吉沢さんから『いや、カイザーに全て懸かっているから』って、すごいプレッシャーをかけられて。相談する相手を間違えた。俺は『大丈夫だよ。一緒に頑張ろうぜ』みたいな言葉をくれるかなと思ったのに」と嘆いた。

 これを聞いた吉沢は「カイザーが面白くなかったら終わりなので」と冷静に返して笑いを誘った。

 映画は12月23日から公開。