SDGs

目標まで理解・把握している人は少数派 SDGs週間に合わせて意識調査

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 9月25日を含む約1週間を「SDGs週間」というのはご存知だろうか。その日は「Global Goals Day」で、毎年9月末の国連総会の会期と合わせて、持続可能な開発目標(SDGs)の推進と達成に向けて意識を高めて行動を喚起する1週間になるのだとか。そこで、BRITA Japan(東京)は、各世代(16歳〜65歳)合計638人を対象にSDGsに関する意識調査(調査期間:9月8日~9月13日)を実施した。

 それによると、SDGsで掲げられた目標についてある程度、あるいは十分に把握しているのは全世代で33.9%にとどまった。

 その中でも若者はSDGsについての意識が高い様子。Z世代(16歳〜25歳)において把握している人の割合は41.6%と理解度が一番高かった。ただ、一方でZ世代の環境問題への関心は全世代の平均より低い傾向が読み取れる。

 またSDGsの17項目のうちで、人々の関心が高いのは「すべての人に健康と福祉を」や「貧困をなくそう」などの社会問題。環境問題では「海の豊かさを守ろう」が最も多い。SDGsの項目に沿って生活をしている人の割合は54.0%、SDGsに取り組む企業に関してポジティブな印象を持つ人は86.1%に達したが、そうした中で、「SDGs疲れ」を感じた経験がある人が35.8%に達した。